<ほーめっと>
戸塚区における福祉・医療・保健における多職種連携の取り組みをしています。
1.ほーめっと(在宅療養連絡会)のなりたち
平成22年に横浜市のモデル事業をきっかけにケアマネジャーと医療機関との連携推進をすることを目的に立ち上がる。
2.目的
(1)多職種間のお互いの業務を理解しあい、医療、福祉間での連携強化の意義 を確認し、顔の見える連携を形成する。
※戸塚区の在宅療養者に関わる医療・保健・福祉などの全ての職種がつながり、在宅療養の生活のイメージを共有し、療養の取り組みを充実させること。
(2)今後取り組んでいこうとする医療連携における課題解決に向けた組織形成について、横浜市の方向性、他区の取り組み状況に学びながら、戸塚区としての活動の理解と参加を促す。
3.今後の方針
(1)総合テーマ
~在宅療養者にかかわるすべての関係者がつながっていくために~
・医師、看護師、ケアマネジャー、サービス事業者等多職種連携の連絡会を継続して行い、情報共有、課題解決、スキルアップを図っていく。
(2)市民への啓蒙活動を行っていく。
4.実施実績
平成23年度
(1)平成23年8月
「在宅での看取りを考える」 シンポジウム
シンポジスト:訪問医 / 訪問看護ステーション / 訪問介護
訪問入浴事業所 / 福祉用具
(2)平成23年12月
「施設での看取りを考える」 シンポジウム
シンポジスト:介護老人保健施設/介護老人福祉施設2か所/グループホーム
(3)平成24年3月 市民参加型講演会
「妻を看取る日」 講演 国立がんセンター名誉総長 垣添 忠生先生
平成24年度
(1)平成24年8月
「総論 精神疾患(統合失調症)」
講演 医療法人積愛会 舞岡病院 院長 加瀬 昭彦先生
シンポジウム
「地域で暮らす精神障害患者に寄り添うには~病院の現状を知る~」
シンポジスト:神奈川県立精神医療センター芹香病院 PSW
舞岡病院 PSW / 舞岡病院 作業療法士 /
地域作業所 やまぶき工房
(2)平成24年12月
「各論 精神疾患(統合失調症)について」
講演 医療法人積愛会 舞岡病院 院長 加瀬 昭彦先生
事例検討 原宿地域ケアプラザより
(3)平成25年2月 市民参加型講演会
「自分ならどうしますか?~治療・ケアを選ぶために~』
講師 医療社団法人 パリアン クリニック川越 副院長 中島 一光先生
平成25年度
(1)平成25年6月
「喪失とグリーフ~大切な何かを失った人に寄り添うために~」
講師 グリーフ・カウンセリング・センター認定グリーフカウンセラー
加治 陽子先生
(2)平成25年9月 「パーキンソン病」
(3) 10月 「多系統委縮症」
(4) 11月 「脊髄小脳変性症」
全3回 講師 横浜医療センター 神経内科部長 高橋 竜哉先生
(5)平成25年12月 市民参加型講演会
『治療は?延命は?あなたは自分の最期をどう迎えたいですか』
講師 医療社団法人 パリアン クリニック川越 副院長 中島 一光先生
(6)平成26年2月 「筋委縮性側索硬化症(ALS)について」
講師 横浜医療センター 神経内科部長 高橋 竜哉先生
「地域で神経難病患者を受け入れていくために」シンポジウム
シンポジスト:日本ALS協会神奈川支部代表
横浜市立大学附属病院 神経内科
横浜市総合リハビリテーションセンター 専門職
訪問診療医
戸塚区役所
ほーめっと代表
平成26年度
(1)平成26年6月 交流会『医師との連携を図る』
(2) 8月 テーマ『こんな○○ならいいな』
ケアマネ、デイ、医師、MSWなど
(3) 10月 テーマ『こんな在宅チームを作りたい』
(4) 12月 テーマ『こんな連携ができればいいな』
(5)平成27年2月 市民参加型講演会
『脳卒中とリハビリテーション~障がいの改善の鍵は主体性とコミュニティ~』
講師 三軒茶屋リハビリテーションクリニック院長 長谷川 幹先生
平成27年度
(1)平成27年4月 成年後見制度 〜介護、医療における成年後見人〜
シンポジスト: 弁護士 / 行政書士 / 戸塚区医師会
(2)平成27年6月 講演会 「疼痛管理と多職種連携」
講師:横浜市民病院緩和ケア内科 横山太郎 先生
(3)平成27年8月 講演会 「高齢者の慢性心不全~病態と治療~」
講師:下倉田ハートクリニック院長 悦田 浩邦 先生
(4)平成27年10月 第1部 講演会 「高齢者の皮膚トラブル」
講師:横浜栄共済病院 形成外科部長 醍醐 佳代 先生
第2部 講演、実技「スキンケアとポジショニング」
講師:横浜医療センター 皮膚・排泄ケア認定看護師
牧野 麻希子氏
(5)平成27年12月 講演会「不定愁訴~介護の受け手、担い手どちらにも知っていてほしい事~」
講師:おおくぼ総合内科クリニック院長 大久保 辰雄 先生
平成28年度
(1)平成28年4月 市民参加型講演会
講演会「穏やかな最期をむかえるには」
講師 特別養護老人ホーム芦花ホーム医師 石飛幸三先生
(2)平成28年6月『診療報酬を知って連携につなげよう~医科・歯科・薬科・在宅~』
(3)平成28年7月 「KITYメソッド~インシデント・プロセス法とT字分析を援用した事例検討の方法~(講義・実践)」
(4)平成28年10月 講演会 『高齢者の便秘』について
講師:三宅医院 院長 三宅 啓史 先生
(5)平成28年12月 「KITYメソッド ~インシデント・プロセス法とT字分析を援用した事例検討の方法~(評価)」
(6)平成29年2月 市民参加型シンポジウム
『さぁ、安心してお家に帰ろう』
平成29年度
(1)平成29年4月 『再認識‼ おむつの当て方・使い方&自動採尿器のしくみと使い方』
講師:ユニ・チャーム株式会社 奥山隆司 氏
(2)平成29年7月 第1部 講演『横浜市の救急の現状』
講師:横浜市戸塚消防署警防第一課救急担当課長(警防第二課救急
担当課長兼務)消防司令 長谷川 徹氏
第2部 グループワーク『みんなで考えよう、救急のこと』
(3)平成29年 9月 『進行性核上性麻痺』
(4) 10月 『大脳皮質基底核変性症』
(5) 11月 『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』
全3回 講師 横浜医療センター 神経内科部長 高橋 竜哉先生
(6)平成30年 1月 『高齢者の慢性疼痛~非がんの痛み~』
講師:横浜痛みのクリニック 新堀 博展先生
(7)平成30年 2月 『がん患者さんの口腔ケア~化学療法中から看取りまで~』
講師:横浜市立みなと赤十字病院